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わたしの人生語呂合わせ

延命措置みたいな最後の数ヶ月

あたりまえがおわる

バイトを辞める。掛け持ちしてる方の片方だけ、まずは。

 

辞めようと決めた時には、来月までできなくはないけれど満員電車も早起きも、もう4月からでいい、さっさと自由な時間が欲しい、と思っていた。

 

でも、今となってはふつうに、さみしい。

 

大学時代をほとんどバイトに費やして来た。だから大学に通うことよりバイト先に通うことの方が、あたりまえで、日常だった。4年間は、労働と共にあった。

もちろん、労働はこれからずっとつきまとうけれど、この、労働の軽さ、仕事ではない軽さみたいなもの、それはもう得られない。

 

バイト先の飲み会があった。送別会だった。

みんなすごく優しくしてくれた。わたしはお酒を飲むと抑えが効かなくなるタチの悪い酒飲みだけれど、みんな、優しかった。

この人たちに会うことももうないのかもしれないと思う。バイト先と家が近いわけでもないし。

 

大学の友達とか、どうでもいいのに、バイト先の人たちは、そんなに近い距離にいたわけでもないのに、異様に、さみしい。

 

ひとつのあたりまえがおわって、また別のあたりまえが始まるのだとしても、その間には真っ暗な空間があって、それは避けられなくて、そこに身を置く時間が、すこしは必要なんだ。

言い聞かせてみても、その真っ暗に何年いればいいんだろうって、そんな悲観的な気持ちになる。

 

2年半、いたけれど、馴染めたとは最後まで思えない時があった。

 

たくさん怒られたし理不尽と思うこともあったしちょっと前まで辞めたくて辞めたくて、毎日のように出勤しては苛立っていたのに。

 

ああ、ちゃんとやればよかった。もっと真面目に生活リズム整えて出勤して、コンディション良い状態でやりたかった。

 

後悔、どんな形だったとして、するんだろうなあ。

 

完璧はない。